むかし、むかし、その昔、一度だけ職場の仲間と富士山に登ったことが有る。普通のジーパンにシャツだったような気がする。
  
  暗くなる中、多くの登山者の後ろについて1つしか無い懐中電灯をたよりに仲間と登った。
  
  山小屋では川の字どころでない両側から布団に入り反対側の人と足が当たる状態で仮眠した。寒い中、外でテントにくるまって多くの登山者が夜が明けるのを待っていたのには驚いた。

    当時は特に登山が好きでもなく日の出を見たいわけでもなかったので朝は殆どの登山者が出発した後にゆっくり出発した。当日は天気が良かったので今考えると残念なことをした。
    
    しかし青空の中ズキズキする頭を気にしながら御鉢の周りを巡り、広がる大パノラマを見て感動した。今は無き富士山レーダーも健在だった。
    
     仕事で東京にいた頃、朝方には前のビルとビルの間から以外に大きな富士山が見え昼には消えていたのを覚えている。
    
    何気なく富士山を検索していると「富士宮市」のホームページのライブカメラに行きついた。他のカメラに比べ動きが良い。撮影ボタンが設けてあり「年賀状などに加工してお使い下さい」と面白い使い方が出来るようになっていた。
    
    半日かけて約1分ごとに画面の撮影ボタンを押し続け、出来た画像をWindowsムービーメーカーで動画にした。
    画像は荒いがライブカメラを利用するとカメラも使用せずに面白いタイムラプス動画擬きの映像が出来上がった。
        
  自宅からはビルや家しか見えない、カメラを向けていると盗撮と怪しまれそうだ。
  
  後日、富士宮市のホームページに同じ日の富士山の小さな動画が載っていた。選ばれるほど天気が良い日だったのか、と思った反面、半日かけてマウスをクリックし続けた行為がむなしい。
  
  今日、見てみるともう見つからなかった。
  
  富士宮市の朝霧高原に行ってみたくなった。
  国内ツアーでは大阪国際空港(伊丹)発を売りにしているツアーが多いが、自宅からは関空の方がずっと早く着ける。しかし伊丹の方が多いので、仕方なくリムジンバスに乗って出かける事が多い。
  
  以前は、危険だ、騒音がひどいと撤去運動をしていたが関空に全てを移す話が出ると、むしろ残せと言う声が多い。航空機の騒音が改善され、地域の騒音対策も進んだのだろうか。
  
  しかし、門限は厳しく21時、午後9時だ。過ぎると関空に回される。
  今回はパソコン画面の前にコンパクトデジカメを小さな三脚に付けて暗い部屋の中でブレないようにシャッターボタンを押し続けた。
  動画は平成28年七夕の門限近くを1分間にまとめたものだ。
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